2014年05月29日

ルークと資本主義

つい先日、初対面の人に「趣味は何ですか」と聞かれ、答えに詰まってしまった。
この10年間、「犬遊びです」と即答してたことが言えなくなったことに気づいた。

ルークがいなくなってこの3か月、じゃあ何をしていたのだろうと振り返ると、
気分を紛らわすためも含め、犬連れでは行けないところに足を運んだ。犬連れNGのレストランとか旅館とか、DVDではなく映画館で映画を観るとか、飛行機に乗って小旅行とか。(もっともゴールデンウィークは四国に行く予定が、寝込んでしまってかなわなかった。)

それから、報告がてら、犬連れOKの行きつけだった店などにも足を運んだ。そのうちの1つ、北軽井沢のルークの遊び場だったドッグバケーションには、ルークと同じ犬種の看板犬がいるのだが、ルークと同じ病気で逝ってしまった。我々が訪れた3日後のことだ。なんだかルークが呼び寄せてしまったような気がして、申し訳ない限りだ。

ルークの訃報に多くの人が悲しんでくれた。ルークに会ったこともないのに、涙を流してくれる人まで多数いて、こちらが驚いてしまうくらいだった。

ただ、涙を流す人は全員女性だった。女性の共感力が男性よりはるかに強いことを図らずも実感した。最近、組織の要職に就く女性が増え、新聞などのインタビュー記事では、必ずといってよいほど「女性だからどうということはない」と女性たちはコメントしている。私自身もこれまでは、男女差を考えるのは意味がないと思いながら生きてきたのだが、今回ばかりは、統計学的にも、あるいはどう見ても、明らかなる違いを目撃し、考えを改めるに至った。

最近、資本主義研究会なる非公式の勉強会に関わっていて、資本主義の本質とは何かを追求するという大それた試みをしているのだが、突き詰めると、人間の欲(強欲、支配欲など)や共感性が資本主義を形作っているということにたどり着く。そうだとしたら、今のアベノミクス政策の勢いも借りて、共感力に優れた女性が資本主義の舞台の主役に増えてきたとき、資本主義の様相が変わっていくのかもしれない。楽しみである。


※資本主義研究会主催「資本主義の教養講座」次回のお知らせはこちら
http://www.peoplefocus.co.jp/shihonshugi_2/
posted by ルークブログ at 15:13| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
男女の共感力の差、確かにあるのかもしれませんが、ルーク君の訃報に接しての涙はどうだろうか?と感じています。正直私はあの悲報を知った時、驚くと同時に必死に涙を抑えました。同じ犬好きと言う共感の素地があったと言う条件下での共感なので、それがなかった時でも同じような状況になるか?と問われると若干自信が揺らぎますが、やはり涙を堪えただろうなと思います。ただ、男性、特に私くらいの年齢以上だと男は人前で涙は見せられないって感覚が働いてしまうと思います。むしろ共感を抱いた時の度合いはひょっとすると男性の方が強いかもなんて感じませんか?
Posted by 大須賀 at 2014年05月30日 21:54
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